後期に「有機化合物の化学」が開講される予定です。
担当教員
藤田 健一(人間・環境学研究科)
・化学系全学共通科目
「基礎有機化学 I・II (シラバス参照)」
「基礎化学実験」
での学習成果をもとに、有機化学の基本的な原理をより深く学ぶ。
・「基礎化学実験」では取り扱っていない領域の実験と演習を行い、有機化学の研究を遂行するための知識と基礎技術の習得を図る。
・天然有機化合物、低分子有機化合物、高分子有機化合物を題材として、抽出、分離、精製、反応、合成に関する基礎技術を習得する。
・有機化合物を構造決定するための機器分析の基礎を学び、有機化学の原理や法則の理解につなげることを目指す。
以下の項目について実験を行うとともに,各実験の原理や機器分析結果について演習を行う。
実験・演習内容 |
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アスピリンの合成と定性反応【1週】 |
カフェインの単離と昇華精製【1週】 |
鈴木-宮浦クロスカップリング反応【1週】 |
ポリビニールアルコールの合成と偏光板の作成【1~2週】 | Grignard反応【1~2週】 |
本科目のために作成した資料を配布する。
授業中に紹介する。
実験を含む演習が主体となるので、毎回の予習は必須である。 また、実験結果を考察し、与えられた演習課題に取り組むことが復習となる。