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4. キレート滴定 −Mg イオンの定量−

概要・一般的注意

Mg2+ の定量手順

  1. ホールピペットを用いて,Mg2+を含む試水10 mLを100 mLビーカーに取る.
  2. 緩衝液(Na2B4O7‐Na2CO3, pH 10) 2 mLをメートルグラスで測り取り,加える.
  3. BT指示薬を,反応液が淡赤色になるまで加える.
  4. 標定した滴定液(約0.01 mol/L Na2EDTA 水溶液)で滴定する. 反応液が赤色から中間色の紫色になったら,1滴滴下するたびに色を確かめ,ビュレットの目盛りを読んで記録する.最後の1 滴で,反応液が完全に青色に変化したところが終点である.
  5. 滴定5回の平均値から,Mg2+濃度を求める.