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5. ガラス切りと TLC プレートカッターの使用法
ガラス切りの使用法
- ガラスにダイヤモンドカッターが正しく当たる角度を探すことが重要．
- ガラスに対して垂直に真っ直ぐ，一気にひくこと．途中で止まったり，後戻りしたりしてはいけない．
- ガラスに定規を当てる．ガラス切りのヘッド部分は可動式なので ，安定するよう厚みのある定規が良い．
- 定規に沿ってガラス切りを手前にひく．このとき，ガラス切りの先端のダイヤモンドでガラスに傷を付ける．
- 傷のある面は上に向けたまま，下にガラスなどを敷き，その端に傷を合わせ段差を利用し，軽くたたいて割る．
プレートカッターの使用法
- ここでは薄層板を幅2 cmに切る．
- 薄層板のガラス面を上にして，プレートホルダーの左上隅に置く．
- プレートホルダーをスライドさせて，アーム中央の●印に2 cmの目盛りを合わせる．（これで幅が決まる）
- カッターヘッドを一番奥まで上げてから，ストッパーで止まるまで，下に押しつけながら手前に引く．これでガラス表面に傷がつく．
- プレートホルダーをカッター本体からはずして机上に置く．
- ガラス面を上に向けたまま薄層板をプレートホルダーの右端に置く．
- カッターでつけた傷をプレートカッターの端に合わせ，片手でしっかり固定し，薄層板の端を指で叩くように押す．
- ガラスの傷に沿って，薄層板が割れる．このとき，無理に割ると，思わぬとところが割れてしまう．ガラスで手を切ってしまうこともあるので，無理な力は入れない．
