20.薬包紙の折り方−結晶試料の保存−
概要・一般的注意
次回の実験のために結晶試料を保管するとき,薬包紙に包んでおく.
実験室内での記録には,水や有機溶媒が掛かっても消えないエンピツが一般的には最も適している.
見やすくするため,動画では薬包紙ではなく「色の付いた厚紙」を使用している.
操作法・使い方
薬包紙を三角に折る.
底辺の約1/3のところで,左端を折る.
結晶を入れて,左に寄せる.
薬包紙の角を机に軽く叩くように落とすと,結晶が寄りやすい.
右からも折った後,左辺の上から約1/2で左上を折る.
同じく,右辺の上から約1/2で右上を折る.
はみ出た部分(灰色部)を下に折り込み,開かないようにする.
結晶が外にはみ出していないか確かめる.
裏返して,エンピツで「物質名」「氏名・番号」「日付」を書く.